海外社員座談会

海外に赴任している3名の社員で座談会を開きました。
PROFILE
参加者のプロフィール
海外社員座談会 海外社員座談会
菊池

菊池 宣仁(以下 菊池)

2017年入社
海外事業本部
カンボジア

大野

大野 豪斗(以下 大野)

2018年入社
海外事業本部
マレーシア

井田

井田 佳紘(以下 井田)

2019年入社
海外事業本部
マレーシア→ラオス

ディスカッション ディスカッション
THEME 01
座談会テーマその1

海外で活躍する若手社員の
入社の決め手とは?

井田

井田

私は幼い頃にアメリカに住んでいたことがあり、海外で活躍できる環境がある企業をメインに就職活動をしていました。海外赴任のチャンスがある企業は豊富にありましたが、大手はチャンスがあるものの海外赴任を希望する者も多く、必ずしも着任できない可能性もあります。また、大手でなくとも国内でのキャリアをある程度積んでからでないと実現できない印象も強く、決定打に欠けていました。そんな中、若いうちから海外へ挑戦できる機会があると謳っている当社を見つけました。いろいろと調べていくうちに、「若い力を信じる」という社長の言葉に心を動かされ、ここなら自分の目標が叶えられると感じました。

菊池

菊池

私も若いうちからいろいろなことに挑戦できる環境でファーストキャリアを踏み出したいと考えていました。当社は年次に関係なく、成果を上げれば自分次第で可能性を広げていけると感じました。そのことを確信したのは内定決定後から入社までの期間に何度か会社に出向き、そこで若手の部長と話す機会を得たときです。実際に20代で管理職として活躍する多くの社員と出会い、将来のなりたいイメージ像が描けました。

大野

大野

私は金融業界という大きな枠組みの中から多角的に企業選びを行いました。中でも金融は業界構造上、所得が高いということもポイントでした。当社に入社を決めたのは、会社見学の際などで出会った担当者や社員の方々がやりがいをもってイキイキと働いているのを肌で感じられたからです。総合的に風通しが良く、働きやすい環境だと感じられたことが1番の決め手となりました。

ディスカッション ディスカッション
THEME 02
座談会テーマその2

海外勤務のリアルな仕事内容とやりがい

菊池

菊池

現在は、カンボジアを中心にマイクロファイナンスを行う子会社で課長として働いています。社員数は500名を超え、29支店を展開するこの企業で、私は主に債権回収を行う部隊のマネジメントに従事しています。具体的には、チームの予算作成や部下である現地スタッフの教育などに携わっています。海外勤務となり、自分自身の成長を実感する日々です。裁量が大きくなったぶん責任も大きくなりました。現地スタッフの育成なども私が行い、部下が支店長に就くこともあります。現地の社員一人ひとりが仕事を通して自信を付けて、人生を切り拓いていく姿を見ることがやりがいになっています。

大野

大野

私は2021年よりマレーシアのJCLという子会社で営業として勤務していましたが、今月から発足した新会社の管理職として働いています。メンバーは私を含めた8名と少数精鋭ですが、徐々に顧客開拓を行い、マレーシアにおける債権の買取りを専門に行う会社として規模を広げているところです。海外勤務は未経験のことばかりですべてが刺激的です。やったことがなくとも、自分で仮説・検証を繰り返し、成果が出たときは一番楽しいです。日本だといくつかの仕事を分業で行うことも多いのですが、海外の立ち上げでは、ある意味“支社”という一つの組織を経営しているような視点も必要となります。私にとって経験がないことも、とにかくまずはトライしてみるという心持ちを大切にして取り組んでいます。それがすごく新鮮でワクワクする部分でもありますね。

井田

井田

私も大野さんと同じくマレーシア勤務です。マレーシアに配属になってまもなく3年経ちますが、数ヶ月後には新しくラオスに会社を立ち上げることとなっており、現在はその準備に取り掛かっています。
海外事業は自分自身が1つのプロジェクトを一任してもらい、企画から完結まで携わることができるため、とても裁量が大きいと感じています。これまでにはクアラルンプールを駆け巡る電車内に自社の大規模な広告を出したことがあります。企画からデザインまで関わったものを実際に目の当たりにすると感慨深いですね。また、直近ではある携帯会社とのプロジェクトを遂行中です。国内で働いていると関わることも滅多にないような方々との共創が成功したときの達成感は計り知れないものだと思っています。

菊池

菊池

大野さんも井田さんも新しい会社の立ち上げに関わっており、近年は海外進出の機会が目立っていますね。

井田

井田

そうですね。当社が海外市場に挑戦し始めてから年数もノウハウも積み重ねてきた結果、海外事業が軌道に乗り始めてきました。私は入社当初より海外勤務を志望していましたが、国内でライフティのコールセンターとビジネスパートナーの経営企画室を経験させてもらい、入社して10ヶ月後にマレーシアに配属になりました。普段から海外勤務への意気込みを周囲に伝えていましたが、チャンスを与えてもらい嬉しいです。一つひとつの仕事を丁寧に積み重ねてきてよかったと実感しています。

大野

大野

過去の海外赴任のケースのほとんどは、国内で経験を積んだ30歳以降のメンバーが抜擢されていたようですね。先代の方々が基盤を築いてくれたおかげで私たちのような若手が海外に参入できるフェーズに突入してきたのでしょうね。

菊池

菊池

海外市場はますます広がっていくので、これから入社する人にとっても海外に挑戦できる機会が広がります。また将来、海外で活躍したいと考えている人は国内で働いているうちにできるだけ多くのことを吸収して、自己研鑽に励むことも大切ですね。

ディスカッション ディスカッション
THEME 03
座談会テーマその3

海外で働く上で大切なことは何ですか?

菊池

菊池

私は国内で勤めていたときから名古屋支店の支店長やライフティの課長などのマネジメント職に就いていました。当時から心掛けていたことは、お客様にも同僚にも、感覚で話すのではなく、数字で見える化するなど論理的に相手に働きかけることです。日本でのそういった積み重ねは海外に来てからも役立っており、現地スタッフに指示や指導をする際にも効果的です。

井田

井田

とても共感できますね。あとは、日本で働いていたときの“日本の常識”のようなものは一切通用しないことが多いです。たとえば、取引先との商談の際、日本ならある程度互いの意思を汲み取って、折衷案で収まることが多いシーンでも、海外の場合はそうならない。相手はまったく譲ることをしないので、相手のペースに流されてこちらが不利になってしまう契約を結んでしまいかねません。中華系の経営者が多く国民性が関係しているのかと思いますが、海外に来て初めの頃こそ何度か圧倒されることもありました。今は断固としてビジネススタイルを緩めないように心掛けています。商談に限らず、自分の意見をしっかりと伝える姿勢はどこにいっても大切ですね。

大野

大野

海外では“言語”と“文化”は必ずぶつかる壁ですよね。私は英語がHelloほどしか話せないまま飛び出してきました。今でこそ商談でのスクリプトを英語で話せますが、微妙なニュアンスを伝えるのには苦労しています。でも、そんなときは周囲に話せる現地スタッフがいますし、通訳を介すこともできるので大事なアポの際はサポートしてもらうようにしています。当社の海外勤務の条件として英語は必須ではありません。でも、社内の福利厚生である「英会話受講支援制度」を利用すれば語学の習得ができるため、そういった制度もどんどん利用してもらえるといいですね。

ディスカッション ディスカッション
THEME 04
座談会テーマその4

それぞれの今後の目標や
キャリアプラン

菊池

菊池

私の目標としては大きく2つ。1つは、カンボジアにおける金融機関として1番を目指すことです。これには理由があって、さらに組織を大きくすることで、当社で働く現地スタッフの頑張りをきちんと形にして還元したいという想いがあるからです。本当にここ近年の社員の頑張りは誇らしいものでした。社員にここで働いてよかったと思ってもらえるよう業績を伸ばしたいと思っています。そして、個人目標として、今後益々加速する当社の事業展開の中、一企業の代表というポジションを任せてもらえる人材に成長したいと考えています。そのために先ほどの社内の語学支援制度のほかにも、大学院でMBAを学べるサポートなども活用して、引き続き邁進していきます。

井田

井田

私もこの先一番の大きな目標としてあるのは、海外の支社長になること。その足がかりというわけではありませんが、ラオス支社の立ち上げをしっかりと成功させます。そして、その会社を継続的に成長させられる会社にして、実績を作り、今後の自身の目標に繋げていきたいです。不安はないといえば嘘になりますが、私なら必ずできると信じて前進していこうと思います。

大野

大野

まずは、今立ち上げている会社を軌道に乗せることです。その先には私も2人と同じように、一企業のトップを目指します。当社は高い志を持ち、挑戦する人を応援してくれます。私自身、目標を叶えられるようにこれまで見ていた視点よりも、さらにもっと高い視座を得て、自己成長を続けていきたいです。そして、いつか自分が代表となった会社を持つ日が訪れたら、従業員やお客様といったステークホルダーに大きな影響を与え、貢献できるような組織を創っていきたいと思っています。

背景 背景
挑戦するフィールドは、ここにある。
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